訪問看護の日常

看護師は退職しても大丈夫!退職するまでの流れと注意点

こんにちは。

訪問看護ステーション管理者のおっちゃんナースです。

みなさんは、1月と言えば何の時期だと思いますか。

そうです。看護師が退職を考えやすい時期になります。

もし、あなたが退職を考えているなら、それは他の看護師も退職を考えているので安心してください。

私も勤務していた時には、特にこの時期になると退職を考えていたことが多かったように思います。

 

退職を考えている時には以下のようなことで悩んでいるのではないでしょうか。

  1. 退職をしたいけど何からはじめたら良いのか
  2. どの時期に退職するのが良いのか
  3. 退職を伝えるのはどうしたら良いのか
  4. 退職が決まった時に注意することは何か
  5. 退職が受理されたとして、退職まではどのように過ごせば良いのか

 

実は私は、全く自慢になりませんが、何度も退職を経験しています。

その中で失敗もたくさんしました。

今回は、今までの経験を活かして、退職を考えてから退職するまでの流れと注意点についてまとめていきたいと思います。

 

退職を決めてから退職までの流れ

退職したいと思ってから退職するまでの流れとしては

  1. 退職したい気持ちについて考える
  2. 退職時期を決める
  3. 退職について、相談する
  4. 退職届を提出する

このような流れで進んでいくと思います。

 

その時々で注意点がありますので、注意点について説明していこうと思います。

 

退職をしたいけど何からはじめたら良いのか

まず、看護師は転職がしやすい業種になります。

看護師という資格を持っていれば、比較的簡単に転職をすることができます。

また、世間でも言われることなので、ご存じの方も多いと思いますが、看護師という仕事をやめてします人もすごく多いです。看護師の資格を持っているけど、看護師をしていない人。いわゆる潜在看護師と言われる人は、70万人以上いると言われています。

つまり、看護師という仕事は他の業種に比べると、退職が多い職種ということになります。

周りを見ても退職者がとても多いです。

そのため、明確な理由がなく、なんとなく退職を考えている看護師もいます。

 

退職をしたいと思った時に考えることとしては

  1. 退職をしたい理由は何か
  2. 本当に退職をするほどの理由なのか
  3. その理由は、他の職場に転職すれば解決するのか

以上についてはしっかり考えた方が良いと思います。

 

仕事がきつい、給料が安い、休みが取れない、医師や上司と相性が合わないなど、色々な理由があると思います。

その上で、それは本当に退職するほどの理由なのかについて考えてみてください。

もしかしたら、なんとなく退職を考えているけど退職するほどの理由ではないかもしれません。

また、よく考えると看護師という職種で働いているとどこで勤務しても大して変わらないこともあるかもしれません。

退職理由をきちんと考えることで、次の職場を探す際の条件についても整理することができます。

 

どの時期に退職するのが良いのか

どの時期に退職するのが良いかについては、退職する側とされる側で違うと思います。

また職場の状況にもよると思います。

退職する側の立場でいうと、一般的には、夏と冬の賞与の後、もしくは年度末などが退職が1番多いのではないかと思います。

実際、私のステーションへ求人応募が増えるのもこの時期になります。

求人をかけるのであれば、この時期を狙って、求人をかける方が効率的に求人をかけることができると思います。

退職者が増えると言うことは、求人をしている職場や求人数は増えるので、新しい職場を探すのにも良い時期になると思います。

 

退職を伝えるにはどうすれば良い

退職を決め、時期を決めたら、次は退職を伝えるようになります。

テレビドラマなどでは、いきなり退職届を持っていき、上司に提出みたいなことをしていますが、実際にはそのようなことはありません。

まずは、直属の上司に相談するところからはじまり、少しずつ上に上がっていくところが多いと思います。

そして、その都度、退職を考え直すように言われたり、理由を細かく、聞いてくれたりします。

この時に気をつけないといけないのは、普段話も聞いてくれてないような上司が、何も言わずに話を聞いてくれるので、ついつい、退職を思いとどまったり、本音で不満などを言ってしまうことです。

本当に退職を考え直したのなら良いと思いますが、大体はそこでおもいとどまっても、短期間の間に再度同じように退職を考えることが多いように思います。

また、どんなに不満があっても、退職時にその不満を言ってしまうのは結果的にプラスになりません。医療業界も広いようで狭く、看護師長や管理職の会議などがあり、前職の管理者とその後の職場の管理者が顔を合わす、または顔見知りということも珍しくないので注意が必要です。

 

退職届が受理され、退職が決まった時の注意点は

これに関して、私の注意点は1つです

それは、どんなに仲の良い職員にも退職のことは言わないです。

女性社会です。皆さんも思い当たることがあると思いますが、噂が広まるのは本当に早いです。

信頼している人とはいえ、どこから情報が漏れるかわかりません。

上司の発表の前にそのような情報が流れれば、本人が言ったのでなくても、良い印象は与えません。

お世話になった人や仲の良い人に事前に伝えたい気持ちはわかりますが、ここはグッと我慢しましょう。

ちなみに私は、退職届を提出し受理され、退職できることが嬉しくて、退職届が受理された日に、仲の良い同僚に伝えた結果、翌日には皆が知っているということがありました。

 

退職届を受理されてから、退職までの過ごし方は

上で説明したように、退職届を受理されてから、退職の発表があるまでは誰にも言わず過ごします。

そして、ただひたすら、以前と変わりなく勤務を継続するのが良いと思います。

有給休暇の消化などもあるので、いずれはわかるのですが、変わりなく、勤務をするのが大切です。

時々、退職が決まると途端にやる気がなくなる人や、責任のある仕事をしなくなる人がいますが、職場に籍のあるうちは今までと変わりなく、勤務することが大切です。

それが結果的に、あなたの評価に繋がり、次の職場でもプラスに作用すると思います。

 

まとめ

以上、私の考える退職までの流れと注意点になります。

もちろん、長年同じ職場で勤務することは素晴らしいと思います。

しかし、看護師という仕事をしていれば、比較的、退職をする機会は多いのではないかと思います。

退職を考えたときに、少しでも参考にしてもらえれば嬉しいです。

それにしても、私は退職して後悔している看護師をたくさん見てきました。

退職してみないと、わからない前の職場の良さもあります。

退職を考えている方は、くれぐれも焦らず、計画的によく考えてから退職への行動を起こしてください。

それでは今回はこれくらいにしたいと思います。

本日もありがとうございました。